数字を使った(一部使わないものもあるが)パズル教材として人気がある「宮本算数教室の教材 賢くなるパズル」シリーズの入門編がこちらの1冊。
「無試験・先着順の入塾で、卒業生の80%以上が首都圏最難関中学へ進学!」という子供に買い与えたくなるキャッチコピーが表紙のアタマにある。宮本算数教室でも同様のパズルを教材にしているそうだ。
パズルにはいくつかのパターンがあるが「1つの列に同じ数字を入れてはいけない。」「同じますの中を2度通らない。」というのが主なルール。
同じ問題が表裏に2つ印刷されていて、初級11問・中級11問・上級12問の合計34問(68回分)収録されている。各級を終了したら、級位認定証に名前と日付をいれて認定式をしてやれば、子供のモチベーションがアップするだろう。
表紙には「お子さんの目の届くところにさりげなく置いてみてください。親が焦らなければ、お子さんは自然に賢くなるはずです。」とある。しかし、ウチではコピーしたプリントを「今日はこれ」という形でやらせている。1日に沢山やるよりは毎日少しずつやったほうが、勉強の習慣づけにもなるだろうと考えている。
宮本算数教室の教材シリーズは「賢くなるパズル」「賢くなる算数」「たんていパズル」の3種25冊が発売されている。一番易しいのが「賢くなるパズル 入門編」となるので、まずはこの1冊をやってみて、子供の理解度に合わせて次の1冊を選ぶとよいだろう。
ちなみに「賢くなるパズル 入門編」と「賢くなるパズル 入門編2」の違いは、出題パターンは同じでマス目が増えることで「2」のほうが全体の難易度が高くなっている。
ウチでは「2」も購入したが「1」をスラスラと解けるようであれば違うシリーズを購入した方が効果的かもしれない。
ムスメは飛行機の問題がお気に入りだが、この問題に一番時間がかかる。時間がかかったうえに間違えている(マスを通り忘れている)こともある。「入門編」を一通り終えたら、飛行機問題だけおさらいしてから「入門編2」へとステップアップするつもりだ。
他のシリーズはわからないが、「入門編」は地アタマ強化の類いである。「小学校 全学年用」とはあるが、本格的な受験勉強が始まる前、小学校低学年までの問題集だろう。