ワタシは1年程前まで将棋を指せなかった。子供の頃に指した記憶もないし、当然のことながら駒の動かし方もわからない。
それが、仕事で小学1年生の子供達と将棋を指さなければいけなくなり、くもん出版の「スタディ将棋」でいきなりの対戦(といっても遊びだが)をすることになる。
「将棋一筋!」という子供達ではなかったが、ワタシよりは経験豊富だ。駒自体に動き方が書いてあるので、それを頼りになんとか刺したが、あっさりと負けた。これが思いのほか悔しかったのだ。
翌週にも同じ子供達と会わなければならなかったので、その日の帰り道、スマホに将棋アプリをインストールして練習をした。子供達になめられては仕事に支障をきたす。絶対に負けられない戦いが、そこにはあるのだ。
スマホアプリで練習したおかげで、五分五分の戦いが出来るようになり、子供達になめられなくてすんでホッとした。と同時に、これは相当頭を使うし、ムスメにもやらせたい!と感じた。
早速スタディ将棋を買おうとしたが、折しも藤井聡太棋士の快進撃で将棋ブームが到来中。何処を探しても売り切れているのである。ようやく購入できたのが2017年12月。ムスメへのクリスマスプレゼントとなった。2018年2月現在Amazonの在庫もあるようなので、製品の供給も追いついたようだ。
この将棋セットが人気なのはズバリ、駒自体に動き方が書いてあるからである。ワタシやムスメのような超初心者でも、とりあえず駒を見ながら指すことができるのだ。
将棋盤・駒・駒台は全て木製で、プラスチック製が多い子ども向け将棋セットよりも質感がいいのも人気の理由の1つだろうか。
子供にもわかりやすく書かれた解説書で将棋の基本を学べるので、将棋のわからないお父さんお母さんは、一緒に読んで学びましょう。
子供はゲームを大人はスマホを一休みして、親子で将棋コミュニケーションをするのもなかなか悪くない。