現在2歳児のムスコが「読んで」と持ってくる回数が多い(体感)本のベスト3を選んでみた。どんな本を買おうかお悩みの、同じ位のお子さんがいる方の参考になれば、と思う。
さて、今回は第2位の紹介。
第2位「キンダーブック しぜん」シリーズ フレーベル館
このシリーズと初めて出会ったのはムスメが4歳になる年の春だった。とあるイベントに参加した時に、平成25年6月号「ほたる」を無料でいただいたのだ。ほたるの一生を解りやすく丁寧な文章と綺麗な写真で伝えてくれる、素晴らしい内容の絵本である。
それ以来、ワタシがこのシリーズを気に入り、古本屋や個人売買等で気になるテーマの物を集めている。
本棚を数えると、現在39冊の「キンダーブック しぜん」があった。ざっとタイトルをあげると、とりをよぼう・どうぶつのつの・かたつむり・かいこ・きょうりゅう・トマト・むしのかお・おちば・とうふ・あきのやま・ぞう・あさごはん等々。
その中でもムスコの大のお気に入りが平成22年10月号「さつまいも」である。さつまいもの成長過程や種類、さつまいもで作った料理やお菓子が紹介されている。特に最初の見開きページに大きく描かれたやきいものリアルなイラストが、やきいも好きのムスコにはたまらないようである。39冊の中で読んだ回数は断トツの1位だ。
ちなみにワタシが好きなのは、昆虫画家・安永一正氏が絵を担当している号。とてもリアルな昆虫の絵を描かれるのだが、虫が苦手な方でも美しい!と思える繊細で柔らかな透明感がある昆虫の絵なのだ。虫が得意ではないヨメも「この絵は素敵だね」と言っていたので、間違いないだろう。
「しぜん」シリーズはだいたい30ページ前後で、現在(2018年2月)の定価は470円。毎月自然に関するひとつのテーマを取り上げて紹介してくれる。
対象年齢は4~6歳となっているが、時には大人でも「へぇ~」と感心してしまう内容もある。
以前、ムスメと浜辺をハイキングしている時に「ツメタガイの卵だ!」と、ワタシも知らなかった物を見つけた時には本当に驚いた。「はまべのこれなあに?」という号に載っていたのを覚えていたのだ(ワタシも全て目を通しているが全く覚えていなかった…)。
「キンダーブック しぜん」は定期購読もでき、フレーベル館の公式オンラインショップ「つばめのおうち」で申し込みが可能だ。
某ブック〇フに行くと、だいたいどの店舗にも2~3冊は置いてあり、100~300円位で売られている。ワタシは生活圏内に3店舗のブックオ〇があるので、とても助かっている。ちなみに新品を買ったことはない。フレーベル館さん、ごめんなさい。
「キンダーブック しぜん」は、かなりニッチなテーマを扱う時もあるので、毎号オススメ!とはいかないが、気になるテーマがあったら読んでみて欲しい。